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地理がわかれば社会のすべてがわかる「経済は地理から学べ!」

経済は地理から学べ!

経済は地理から学べ!

 

「なんで戦争はおこるんだろう?」、「なんでインド人はIT技術者が多いんだろう」という世の中の成り立ちというものをまったく知らない自分に恥ずかしくなり、人にも聞けない素朴な疑問を解決するために読みました。

地理というとリアス式海岸がどうとか、偏西風がどうとか地形や気候をひたすら暗記する学問と思いがちだけど、それで終わってしまっては何もおもしろくない。「」は、その先にある社会の枠組みが学べる。

人が東京に集まる理由や川崎や神戸に製鉄所が多い理由なども、この本を読んでようやく腑に落ちたし、自分の教養のなさを嘆いた。それぞれの土地の特色に応じて農業や工業、貿易など向き不向きがあって、今の社会はその特色をうまく活かした結果が形になっているのだ。

地理を学んでいくと現代社会の枠組みが俯瞰できるようになるのが面白くて地理に対するイメージが変わった。タイトルは「経済がわかる」とあるけれど、世の中の仕組みがわかると言ってもいい。

自然の力は壮大で、どんなに技術革新が進んでも社会は地理をベースに成り立っていくというスタイルはこれからも変わらないんだろうね。

経済は地理から学べ!

経済は地理から学べ!

 

『経済は地理から学べ! 』を著した宮路秀作は予備校で絶大な人気を博している地理講師。〈地理とは「地球上の理」である〉という指針に則って現代世界の疑問を解き明かしていく授業は、現役の高校教師も参考にしているらしい。そんな宮路が、この本では、一般読者を対象に経済と地理の濃密な関係を解読していく。Amazon商品紹介