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おもしろかった本。たまに映画。

本を読んで感じたことを書くブログです。

このオジサンぽい感じ好きだわぁ「散歩もの」

散歩もの (扶桑社コミックス)

散歩もの (扶桑社コミックス)

 

ぼくは人の昔話を聞くのは嫌いなくせに、昔の自分を懐古するのは好き。ブログを書くのもそのひとつ。「散歩もの」は、文具メーカー勤務のサラリーマンが仕事や家事で外出したついでに散歩をするという漫画なんだけど、記憶を引っ張り出しながら歩くところに人間味を感じておもしろかった。

個人的には、犬の散歩中に犬が拾ってきた軟球を見て子供の頃の野球少年だった時代を思い返すシーンが好きだ。ぼくも野球小僧だったので。

こういう少しオジサンぽいというか、哀愁のある話はいいね。「人生いろいろあったのよ」という背景が読みとれます。それができるのって40代くらいなのかな。20代で散歩して昔を懐かしむってのもねぇ。

この漫画は孤独のグルメのチームで制作した話なんだけど、原作者の久住さんも取材するときは下調べせずにブラッと気の向くままに歩いたみたい。前もって調べてしまうと偶然見つけるという喜びを得ることができないというのが胸に響きました。

それにしても、散歩をマンガにするっていうのがすごいよなぁ。

散歩もの (扶桑社コミックス)

散歩もの (扶桑社コミックス)

 

文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。(引用元:Amazon商品紹介)