おもしろかった本。たまに映画。

本を読んで感じたことを書くブログです。

旅先ではたそがれるだけで良い『めがね』

めがね[Blu-ray]

めがね[Blu-ray]

 

半年くらい前に「かもめ食堂」という映画を見た。フィンランドのヘルシンキで日本食のレストランを経営する女性が主人公の話だ。特に大きなイベントはなく、水泳をしたり合気道をしたり、淡々と自分のペースで生活する様子が描かれているだけなのに、何故か惹かれてしまった。

んで、その「かもめ食堂」の監督「荻上直子さん」の次の監督作品が『めがね[Blu-ray]』だ。沖縄に旅行にやってきた主人公が、ボーっとたそがれたり、浜辺で体操したり、かき氷を食べたりしながら日々を過ごすという物語。舞台は日本の南の島に変わったものの、やっぱりコレといったイベントは起こらない。でも、何故か引き込まれてしまうんだよね。

旅先の宿の主人が「ここでは、たそがれるくらしかすることないですよ」と言っていたのを思い出す。旅行にいくと、ついつい予定を詰め込んであれもこれもしようとしてしまって、肝心のたそがれる時間はゼロで、疲れだけが貯まってしまうというのはよくある話だ。そうではなくて、せいぜいイベントはひとつくらいにして、あとはどっしりと構えてその場の空気を感じていればいい。

忙しさに押しつぶされそうになったときにこそ、見たほうがいい映画だ。世の中、そんなに忙しいことなんてない。たぶん。『めがね[Blu-ray]』を見て布団に入れば落ち着いた気持ちで眠ることができます。

めがね[Blu-ray]

めがね[Blu-ray]

 

『かもめ食堂』の荻上直子監督、小林聡美主演で贈るヒューマンコメディ。都会での生活に疲れ海辺の田舎町にある小さな宿にやって来た女性が、風変わりな宿の人々に困惑しながらも次第に癒されていく姿をユーモラスに描く。

引用元:Amazon商品紹介