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『荒木飛呂彦の漫画術』素数を数えて落ち着こう。

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

少年ジャンプは小学生の頃から大学を卒業するまで読んでいた漫画の週刊誌で、毎週月曜日を生きがいに日々の生活を過ごしていたと言ってもいい。特に「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」などが同時に連載されていた「ジャンプ黄金期」の月曜日は格別なものであった。

「漫画は勉強の邪魔になる」とか言って、子どもに漫画を読ませるのをやたら阻止してくる人がいるけど、そういう人はこの本を読んで「漫画は最強の総合芸術」であることを知ってほしい。それに、四字熟語や地理・歴史など、学校の講義よりも漫画から得る方が記憶に残ることも少なくない。

「漫画は最強の総合芸術」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦による漫画の描き方の解説本「荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)」の中で断言されている。漫画を作るには「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」の基本4大構造が必要で、更に「絵」と「言葉」で表現するから最強なのだと。確かに、小説は絵がないし、絵画には言葉がない。でも、漫画は全部ある。だから最強。

ちなみに、「ジョジョ」もジャンプ黄金期に連載されていたんだけど、僕は連載中は読んでなくて大人になってから魅力にハマった派です。セリフ・絵・ストーリーなど、あの世界観は子どもの頃の僕には難しかったけど、今思えばアレこそがジョジョなんだよね。僕も何かを作ることを主としているわけだから、この本に書かれているレベルまで落としこんで取り組まないとダメだなぁと思いました。

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

全く人気が衰えることなく長期連載が続く『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦。絵を描く際に必要な「美の黄金比」やキャラクター造型に必須の「身上調査書」、ヘミングウェイに学んだストーリー作りなど、具体的な方法論からその漫画術を明らかに!本書は、現役の漫画家である著者が自ら手の内を明かす、最初で最後の本である。

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