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おもしろかった本。たまに映画。

本を読んで感じたことを書くブログです。

「問題解決ラボ」を読みました。

問題解決ラボ

問題解決ラボ

 

デザインという言葉をアートな分野以外でも広範囲で目にするようになった。ライフデザインやソーシャルデザイン、キャリアデザインなど様々で確実に流行ってる。ここまで浸透してくると「デザインってなんや?」ってなってくるじゃないですか。

それに、僕はウェブデザインって普段から思っきり「デザイン」していたりするから尚更です。ところが、いざ取り組んでみると普段よく耳にする言葉にもかかわらず、つかみどころがなくて苦戦することが多い。思いつきで「自称いいアイデア」をいただくと矛盾満載で発狂しそうになります。命からがらヒントを求めて読んだのが問題解決ラボ。モヤモヤしていた頭の中が少しスッキリしましたよ。

人に対して何かを「伝える」ための手段

何か現状を改善する。何かしら状況を良くする糸口を見つける

問題解決ラボ」では、デザインの意味を上記のように述べられている。一般的にイメージするアートな意味というよりも、むしろ日常生活や通常の仕事の上で発生する問題を解決することをデザインというようだ。

ってことは、変にアートな匂いを醸し出すよりも純粋に言いたいことを言ったりする方が世のため人のためになるのかなって思ったり。

んで、そもそも課題ってどうやって見つけるんやって話もあるんだけど、本書には、そんなデザインに関する思考法が書かれている。抽象的な精神論ではなくて、作品を手がけた時のエピソードに沿ってるのでノウハウを具体化するイメージが湧きやすくてありがたかった。

印象的だったのは「ありそうでなかった」をテーマに考えるということ。僕のような素人は「誰も見たことがないもの」を作ろうとがんばりがちだけど、それは「必要ないもの」を作ってしまうことが多いらしい。「ない」にも理由があって「ない」のだとか。なるほどなぁ。

「99%の徹底的なロジック&1%の感覚的な要素でデザインする」のも大切と書かれていて、これはデザイン成功の秘訣になりそうだ。それには色や文字、形が与える印象や写真の撮り方、文章の書き方などの基礎的な知識が必要だなぁと思った。そう考えると僕が苦戦しているのが知識不足であることがわかってくるし、色々と気付かせてくれることは多い。

この本にも書かれていたけど、好き勝手やるのと自由にやるのは全然ちがう。頑張ろう。 

問題解決ラボ

問題解決ラボ

 

そうか、そこが“問題”だったのか!
ロッテ、エステーなどの日本企業から、
コカ・コーラ、ルイ・ヴィトンなどの欧州名門ブランド、
さらには「箸」や「桶」の伝統工芸職人まで――
いま世界が最も仕事をしたがる
「問題発見プロフェッショナル」佐藤オオキが明かす、
目に見えない問題を発見し、アイデアを出し、解決するための思考法。