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すべてのJ-POPはパクリである

すべてのJ?POPはパクリである

すべてのJ?POPはパクリである

 

音楽や美術、スポーツなどは才能やセンスといった天性のもので決まると思われがちなことに、どーしても納得いかない部分がある。もちろん、それもあるとは思うけど、それだと「才能ないヤツは終わり」ってなるからイヤだ。

そんなことを常々考えていたからか、「すべてのJ-POPはパクリである」という希望の光が差し込むようなタイトルの本を発見した。著者は、作詞作曲モノマネという音楽ネタをされているマキタスポーツさん。

曰く、「ヒット曲」には法則があって、その法則通りに歌を作れば「ある程度」はヒットする曲を作れるとのこと。それは、歌詞、曲調、構成だったりするんだけど、様々なヒット曲を分析していてかなり説得力があった(「さくら」という歌詞を出せばヒットしやすいとかいう感じ)。

なにより、本人が自身の分析結果を基に作った『十年目のプロポーズ』という歌が話題になったのが、それを証明している。大切なのは才能よりも分析するチカラや情報量だったりしそうだ。アイデアが急に降りてくるってのも、そういう知識があるからだろう。

でもまぁ、よく考えれば、誰だって何かの影響を受けてる訳だし、情報収集も簡単になった時代なんだから、自分のアウトプットに反映されるのは当然の流れで、「全くのゼロから作るなんてことできないよなー」って思ったりもした。ボクもよく他の人のマネするし。この本を読み終わったら「何か作るときは、他の作品の気に入った箇所を組み合わせて好きなものを作れば良いんだな」って思えるようになった。

すべてのJ?POPはパクリである

すべてのJ?POPはパクリである

 

ヒット曲を分析したら現代社会が見えてきたマキタスポーツ氏は芸人でありながら、10年以上にわたりバンド「マキタ学級」を率いて音楽活動をしてきた。その中でカノン進行、J-POP頻出ワード (「ツバサ」「サクラ」「トビラ」「キセキ」)、楽曲構成など、「ヒット曲に共通する要素」に気づき、それらの要素を分析・分解し、『十年目のプロポー ズ』という曲を発表したところ、配信チャートでスマッシュヒット。その流れと同一線上にある「作詞作曲モノマネ」というネタでも各メディアから注目を浴びることとなる。もともと構造分析フェチであったマキタ氏は、本書で「アイドルとは終わりを愛でる芸能である」「『トイレの神様』理論」「ビジュアル系とはビジネスモデルである」「『鰻の甕』理論」など、数々のロジックでヒット曲の謎を解き明かしている。そして、最終的に行きついた「すべてのJ-POPはパクリである」という結論とは? 本書は芸人による音楽評論本でありながら、現代社会における「オリジナリティー」とは何かなどを考えさせる現代社会批評の書ともなっている。(引用元:Amazon商品紹介)

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